こわれたテレビ

ぼくらは生まれて テレビジョンの前で目を覚ます
走査線を泳いで ごあいさつも朝と夜とで
テレビジョン テレビジョン
ぼくらは テレビジョン
ぼくらはさすらう テレビジョンと共にさすらう
素敵な周波数を 探しあてたらまた眠れない
テレビジョン テレビジョン
ぼくらの テレビジョン
振りかえれば 砂嵐さ 無数の物語は
絶えまない RGBのため息
つまりそれは 片思いさ ずっと見つめていた
もどかしいの 焦がれているの
ぼくらは囚われ テレビジョンのから目が離せない
あなたの残像に 釘付けさ光を追いかける
テレビジョン テレビジョン
ぼくらは テレビジョン
ぼくらは壊れたテレビジョン 壊れたテレビジョン
強すぎる光に 焼きついて眼を閉じても見える
テレビジョン テレビジョン
終われない テレビジョン
もうやだよ
嫌いだよ
どうしましょう
七色
きれいな色
壊しましょう
さらば さらば さらば さらば

HOLIDAY NONFICTION

君を探す 足跡追いかけて
迷い込んだ 陽暮れの街 ホリディ
君は言った 手にあふれた水は
はじめから 見えていないのでしょう
紳士才女格好つけて
言い訳に埋もれてばかり
僕らは砂まみれ
真っ赤に伸びる影は長くて
ひとり残された
僕の負け
唄えない
知りたいなら この箱開けてみて
おもちゃ箱に 隠れている ホリディ
君は言った 手にあふれた水は
雨になって 還ってくるはずと
凪いだ風背に受けて
砂に沈む足の下で
きっと強情さえも消えて
返す波 遠い波
湾岸高速駆け抜けて
君の色 まぎれてしまう
必死感情砂まみれ
真っ赤な浪打ちに誘われて
ひらりかわして
君の勝ち
届かない
君を探す 足跡追いかけて
迷い込んだ 陽暮れの街 ホリディ
終わらないで 終わらせて
終わりゆくこの時間だけが
夜に解けてゆく 答えさ
ひとり目覚めて
僕の負け
そうだろう
(詞:関口創也)