パズルの答え – Answer Of Puzzle

ふしぎなくらいの星が 光ってる
投げ出したピースのゆくえ 探してる
カーテンが風にゆれる 窓辺には
見つからぬようにと逃げる 猫が鳴く

満ち足りたテーブルの上 それは 夢 
咲いていたさんざしの花 それは 恋
眠くなった わたしは今 滑り落ちて
流星になる

雲の切れ間に のぞくかけらが
眠るあなたのこと 照らしている
誰もしらない わたしの気持ち
そっと 好きでいさせて

あなたが微笑みかける それは 誰
あなたが扉を閉める それは なぜ
すれちがいの 森を抜けて 追いかけて
流星になる

夢のかけらを 集めてみせよう
歌をうたっている 笑っている
誰も知らない パズルの答え
そっと好きでいさせて

雲の切れ間に のぞくかけらが
眠るあなたのこと 照らしている
誰もしらない わたしの気持ち
そっと 好きでいさせて
ずっと 好きでいさせて

今は 朝が来るまで

2009.9.29

さっきまで – View from afar

遠くの窓から 見ていたのは 僕の
さっきまで 歩いていた道の上
遠くの箱から 眺めていた 僕の
さっきまで 笑いかけていたあの人たち

春の嵐 温い風に
愛でなく 話をしてた
けども

遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌
遠くの街から 伝えられた 僕の
さっきまで 息衝いていたという 手紙

夏の暑さ ゆれてる声
木々の間に間に染みていた
きれいなはずの やさしさを
あちらこちらに 散らばした

でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり
だった

遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌

暮れる秋に まとわりつく
寂しさの名を借りた 猫
刺さる寒さ 冬の隙間
あちらこちらに 蹴散らした

でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり

君よ 灯りを照らせ
あざやかに
君よ 灯りを照らせ
あざやかに

1998.某月

天秤座への旅の終わり – The Terminal

枕元の灯りつけて
星座の本を読んでいた
あれはいつの ことだろう
あいまいなこの夜が
流れ出す夢を見ていた
あれはいつの ことだろう

今日の終わりに
おやすみ言えないまま
あの日地球の 底が抜けた

どこまでも落ちてゆくような
強い風に身をまかせた
これはきっと そうだろう
音ばかりが僕を攻めて
目を開けるとこもできない
これはきっと そうだろう

僕のゆく先に光ってる
あれがたぶん天秤座
君からもらった本に
描いてあったのと同じ
忘れ物が多すぎて
君に謝りたいけど
さよならさよなら僕を
忘れないで

手のひらかざした指からこぼれる
まぶしく輝く 燃える天秤座

心のすべてを星座に記して
まぶしく輝く 燃える天秤座

2013.3.16