花も暮らしも

朝未来
君を探して僕は川へゆく
ふっとした花の香りに心乱され
横転さ サイクリングコースから転げ落ち
びくっとして 草の間の猫は駆け出す
隠れていた 君の肩に
ひとひらゆれる 路傍の花
まずい想いは ポケットの中
あつい言葉は あの雲の向こうに
君何処
もつれる足で土手はよく滑り
じっとしたままのベンチの爺は昼寝する
飛行船だ 二十世紀の街よさようなら
びくっとして 草の間の犬が吠え立てても
隠れていた 君の髪に
ひとひらゆれる 路傍の花
まずい想いは ポケットの中
あつい言葉は あの雲の向こうに
咲いた 咲いた
色鮮やかな君の姿
咲いた 咲いた
土に喰われる僕の姿
まずい想いは ポケットの中
あつい言葉は 8月の真ん中へ
(詞:関口創也)

さっきまで(最後の一句)

遠くの窓から 見ていたのは 僕の
さっきまで 歩いていた道の上
遠くの箱から 眺めていた 僕の
さっきまで 笑いかけていたあの人たち
春の嵐 温い風に
愛でなく 話をしてた
けども
遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌
遠くの街から 伝えられた 僕の
さっきまで 息衝いていたという 手紙
夏の暑さ ゆれてる声
木々の間に間に染みていた
きれいなはずの やさしさを
あちらこちらに 散らばした
でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり
だった
遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌
暮れる秋に まとわりつく
寂しさの名を借りた 猫
刺さる寒さ 冬の隙間
あちらこちらに 蹴散らした
でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり
君よ 灯りを照らせ
あざやかに
君よ 灯りを照らせ
あざやかに
(詞:関口創也)